江戸時代の歯磨き事情
2026/07/25
歯磨きを頑張るのは「モテたい」から?
歯磨きが庶民にも普及したのは、江戸時代初期と呼ばれています。
そして、その背景には「房楊枝」の誕生と歯磨き粉の商品化がありました。
「房楊枝」とは柳や黒文字という木を木槌で叩いて先を繊維状にした楊枝で、京都で発案されたのだそうです。
この房楊枝が庶民に広まり、歯磨きの習慣が根付いたのだとか。
この時代の浮世絵には、美女が房楊枝で歯磨きをしているものが数多く残されています。
一方の歯磨き粉は江戸時代初期、 丁字屋喜佐衛門という商人が朝鮮人に教えて貰ったのが始まりと言われます。
それまでは焼き塩や、焼いた米ぬかなどを使って歯を磨いていましたが、当時の歯磨き粉は房総半島で採れた房州砂(粘土の細かい粒子)に 龍脳(りゅうのう)や丁字(ちょうじ)、桂心(けいしん)といった薬の成分を加えたもの。
江戸の若い衆は女性にモテようと歯磨きに精を出し、歯が白いのを自慢にしていたそうです。
そして、歯磨き粉を使っているかどうかで江戸っ子か田舎者かを判断したのだとか。
江戸時代は今以上に「歯の白さ」や「歯のきれいさ」がモテるかどうかのバロメーターだったのですね。
確かに、白い歯でニコッと笑うと爽やかで、魅力的ですが…。
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フクロ歯科医院
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