むし歯の進行度による治療の違い
自費治療であれ、健康保険による治療であれ、進行状態による治療法の選択はほぼ同じです。しかしながらその予後やアメニティ(心地よさ、快適さ、楽に暮らすために必要なもの)を比べるとはるかに自費治療に軍配があがります。
- プラークコントロール → 歯を削らないむし歯治療
- フッ素塗布 → フッ素によるむし歯予防
- シーラント → 歯を削らないむし歯治療
- (コンポジットレジン充填)
- コンポジットレジン充填 → 歯を削って詰める治療
- インレー(詰め物) → 歯を削って詰める治療
- ラミネートベニア → 歯を削って詰める治療
- (クラウン)
- 根管治療 → 根の治療と土台
- 支台築造 → 根の治療と土台
- クラウン(被せ物) → 歯を削って被せる治療
基本的には抜歯ですが、かなり多くの場合にC3に準じた治療を行います。
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- 抜歯した部位には、義歯(入れ歯) → 入れ歯治療
- ブリッジ(橋渡し) → 歯を削って被せる治療
- インプラント(人工歯根) → インプラント治療
シロインスペクト(SiroInspect)といいます。
虫歯になっているかどうかは従来赤く染める染色液を使うため、使用を拒まれる方もいて我々歯科医も見逃すことが多々あります。しかしこの装置は上から特殊なライトで照らすだけ、専用のメガネを掛けて見てみると虫歯の部分が赤く染まってきます。特に歯と歯の間に虫歯ある時(隣接面)はレントゲンで見ないとなかなかわかりにくいのですが、この装置では上から照らすと虫歯の上部が赤ぽく見えてきますのでより見逃しにくくなるのです。